2017.01.12
2017.01.12
こんにちは。院長の伊藤です。
気づけばはやくも1月の1/3が終わってしまいましたが、Facebookやホームページの更新ができず…日々の過ぎる速さに驚きます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
昨年最後の診察は、12月31日緊急で帝王切開の手術になりました。
お母さんは元気そうに見えましたが、手術をしてみるとお母さんは小柄なのに胎児も大きく帝王切開でないと自然に出産するのは厳しい状態でした。動物さんにとってはお正月も大晦日もないので大変だなと思ってしまいます。
1月に入りましたが、
引き続きノミ予防は需要です!(もう必要なの?3月くらいからじゃないの?と私も思ったことがありました…)
なぜなら…ノミは13度以上であれば生きていけるからです。
私が勤務医の頃に、
冬の時期(1月でした)、
予防期間はノミの予防をしっかりされていたのですが、
お外にもあまり出られないワンちゃん(トイプードルさんでした)がノミをつけて来院されたことがありました。
その子はお散歩中についてしまったノミをお家に持って帰ってしまっていたのです。
ノミは暖かいカーペットやソファで過ごしつつもワンちゃんから血を吸って生きていたのでした。
冬の間はノミ予防はお休みになりますが、それを良いことにノミはワンちゃんに寄生し、血を吸い続けます。
血を吸うだけでなく、寄生虫を寄生させることもあります。
時には、人にも痒みを引き起こさせます。
これはワンちゃんのケースですが、ネコさんの場合はこういったケースが珍しくはありません!
今は、ノミがいてもシャンプーしたり、部屋でバルサンをしたり、そんな必要はありません。
ノミ予防のお薬があるので、そのお薬を使ってもらうだけです。
ご心配な方は、いつでもおっしゃってください!
写真は11月生まれのトイプードルさんの兄弟!
元気に成長しワクチン接種に来られました!