2017.06.04
2017.06.04
おはようございます。
院長の伊藤です。
狂犬病予防注射・フィラリア予防・ノミマダニ予防がまだお済みでない方はご来院ください!
本日は歯石の多いワンちゃんについて書かせていただきます。
歯石は多くのワンちゃんにとって問題となることが多く、だいたいが高齢になった時に問題となることが多くなること思います。
歯石が体全体を悪くさせてしまうこともあり、また日々の口臭も飼い主様を悩ませる問題となります。
また本来は歯を支えている組織が歯肉炎になり歯が抜けやすい状態になることがよくあります。
状況によって歯を抜いてあげる方がワンちゃんにとって食べやすくなることもあります。
今回は歯石に困っていたプードルさんについてです
歯石が歯を覆ってしまい、抜けそうな歯を支えています。
今回ぐらつきのある歯は全て抜いてしまい、歯石の除去、歯の研磨を行い歯石が今後もつきにくいように
処置を行いました。
高齢のため、まずは術前検査にて身体に異常がないかを確認し、
肝臓や腎臓の状態を考慮に入れながら、麻酔薬の選択には注意しました。
歯はしっかりときれいになり、動揺して食べるたびに痛い思いをしたと思われる歯は全て抜歯しました。
高齢のため心配もありましたが、次の日から元気にご飯も食べてくれていたそうです。
今後も歯のケアは続きますが、飼い主様も頑張ってくれています。
どうしても歯ブラシが難しい場合は、歯磨きガムも多くの種類があるためお試しいただければと思います!
こちらはマイトマックスチュー
整腸剤の入った歯磨きガムです!
みなさんご機嫌よく食べてくれることが多いです!
こんな風に!笑
こちらはオーラベット
嗜好性が良いと評判の歯磨きガムです!
中央に溝がありそこに歯が入るポケット状になっています。
スケーリングができないワンちゃんには歯磨きガムもありますのでお気軽にお尋ねください。