2017.09.25
2017.09.25
こんにちは
看護師の伊藤です。
空気が澄んで空が高く見え、季節はもうすっかり秋になりました!(^^)!
食欲の秋の始まりです?
今回はワンちゃんネコちゃんの歯周病について、お話をさせていただきます。
ワンちゃんネコちゃんも人と同じように、食べ物を食べると歯に歯垢が溜まります。
その歯垢を放っておくと、数日で歯石に変わってしまいます。
歯石の沈着を放っておくと、歯肉が化膿して歯肉炎になってしまいます。
歯肉炎になると歯根が腐敗して歯が抜ける、歯肉の化膿が広がり顔の皮膚に穴が開く、
歯石に潜んでいる細菌が血液に乗って全身に廻り心臓・肝臓・腎臓などの臓器に
悪影響を及ぼすなど、さまざまな障害がおきます。
3歳になるまでに60%のワンちゃん、80%ネコちゃんが歯肉に何らかの病気を
かかえていると言われています。
歯肉を健康に保つことは、ワンちゃんネコちゃんのお体の健康維持にも繋がります。
一度ワンちゃんネコちゃんのお口の中を覗いてみて下さい。
そして、ぜひお口のケアを始めましょう(^O^)/
このネコちゃんは約1歳4か月ですが、すでに軽度の歯肉炎が起きています。
<口腔内ケア>
◎歯磨きでお口の中をキレイにしましょう!
➡歯石がついていない場合は、毎日歯磨きをすることで歯垢の沈着を防ぐことができます。
歯磨きに慣れていない場合は、お口を触ることから始めて下さい。
お口を触る→お口の中を触る→歯ブラシをお口に当ててみる→少しずつ歯を磨いていく
◎歯石除去で歯をピカピカに!
➡歯石がついている場合は、動物病院にて特殊な機械を使い歯石除去をしてから歯磨きを
始めて下さい。
★ お口の健康は体の健康! ★
長生き目指して、口腔内ケアを始めましょう( ◠‿◠ )