2018.04.02
2018.04.02
こんばんは
院長の伊藤です。
しばらくの間ブログ更新できていませんでした、
すいません…
桜も咲き出し、とても綺麗な時期ですね。
当院の提携駐車場である大石神社さんはとても綺麗に桜が咲いて、昨日は桜祭りが開催され、かなりの人が来られていて大変驚きました!
個人的なお話ですが、桜が咲く季節は挫折が多く(笑)あまり好きな季節ではありませんでした(笑)
最近は、ゆっくりとまではいかないですが季節を心から感じるようになって来ました。
昨年は祖父を大石神社まで連れて行き、この景色を見て喜んでくれたことを思い出します。
さて、本日は
いつも当院に来ていただいているポメラニアンさん
写真のお姉ちゃんが「どうしてもこの子がいい」とお母さんにお願いされ、
昨年11月にご縁が繋がり家族の一員として迎えてくださいました。
名前は『モンちゃん』になりました。
とても怖がりであまり感情を出してくれなかった子でしたが…
冬には素敵な服を着せてもらい、少しふっくらしました。
今まで過酷な状況であまり食べられなかったのか、体系はかなり痩せ気味でしたが、
たくさん食べて少し大きくなりました!
最近では…
かなりふっくらし幸せに過ごされている様子が伝わってきます!!
最近ではお散歩に行く前にとても嬉しそうにはしゃいでくれはるそうです!
モンちゃんは保護された時は歯石と歯肉炎が重度で歯がグラグラでした。
歯を抜くと鼻と口が繋がってしまうくらい…
当院で歯石除去としっかりと縫合処置をさせてもらいました。
現在、鼻水やくしゃみなどの症状はありません。
おうちに来てご家族として迎えられてから時間とともにいろんな表情を見せてくれるようになり、モンちゃんもご家族も幸せそうです。
保護犬を迎えるということに対して多くの方が不安をお持ちだと思います。
例えば、
すでに病気があったらどうしよう、
精神的に不安定なのでは、
高齢だからすぐに亡くなってしまうかも…etc
確かに、その不安は当てはまるかもしれません。
しかし、
若くても病気がちな子はいます。大事なのは病気とどう付き合っていくかではないでしょうか?
精神的に不安定なのは過酷な状況なので精神的に不安定だったので、今度は安心できる環境を与えてみればどうでしょう?
高齢になるまで頑張ってきた子に最後にご褒美あげれたら喜んでくれるのではないでしょうか?
と少し見方を変えてみると問題自体は少し解決していくのではないかなと私は思います。(それが自分だけの結論であっていいと思います。)
少なくとも私が診させていただいた保護犬、猫さんはとても幸せそうです。
飼い主様も幸せそうです。
それだけでいいんじゃないでしょうか。
本当はそれが全てなのだと思います。
不安はその都度対応してゆければよいと思います。
動物はどうしても私たちよりも寿命は短く、早く亡くなってしまいます。
20年一緒に入れたらそれはとてもとても素敵なことですが、ほとんどの場合はそんなに長くは一緒にいれないと思います。
ちょっと暗い話になってしまいましたが…
今現在病気を持っている子も、持っていない子も
大事なのはその子が生きている間楽しく過ごしてくれること。
それが最も重要だと思います。