2018.12.31
2018.12.31
こんばんは。
院長の伊藤です。
今年ももう終わりですね。
11月で山科みやこ動物病院が開院し2年が経ちました。
多くの患者さんや飼い主さんに今年もお会いできたことを嬉しく思います。
みなさん個々に動物に対する想いが違っていて、私も人としての勉強になることが多かったと思います。
混み合うことが多くなり、お待せしてしまったり、行き届かなかったこともあったと思います。この場を借りてお詫び申し上げます。
しかし、混み合う中でも嫌な顔もなくお待ちいただき、また狭い院内で席を譲り合われている姿を今年も何度か拝見し、当院に来てくださる飼い主様のやさしさに感謝の想いです。これはみんなができることではないと思います。一般的には、ひとは自分の家族が一番大事だと思います。他の飼い主様にも自分の子のように考えてあげられるという事に、みなさまの動物や人に対する慈悲のようなものを感じました。すこし固いですね笑
私がみなさまを見て感じたことは…
やさしさは伝染する
ということです。
ほんの少しのやさしさがもっともっと広がってくれれば、大きなやさしさになると思います。そんな伝染病ならどんどん広がって欲しいと思います。そんなことを思いながら、みなさまからやさしさを感じました。
そして、そんな飼い主様のやさしさに当院は支えられていることに感謝しております。
また、お散歩の途中にわんちゃん自身が立ち寄ってくださることが多く本当に嬉しく思います。動物病院は少し入りにくいイメージが私の中にはありますが、みなさまもそうではないでしょうか。そんな動物病院のイメージをなるべく当院は払拭したいと私は思っています。私は動物にとっては嫌なことをする存在です。なので、本来は病院は嫌なところであるはずなのに、喜んで来てくださることが多かったことは本当に嬉しいです。当院は少しでも動物の身体と心の負担を減らすことができる動物病院でありたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいします。
そして
去年も同じようなことを書いたように思いますが…
私個人としては、今年も同じく力及ばず亡くなってしまった子達が記憶に残ります。動物はひとよりも早く年齢を重ねるので必ずお別れは来ます。また全ての子が治療に反応するわけではなく、治療法がない場合もあります。生きている間、動物が少しでも楽しく楽に過ごせるようにする事が我々の仕事だと思います。少しでも治療成績を良くするための日々の努力は惜しみません。が、いつかは見送らなければならないのはやはり、寂しいですね。せっかく仲良くなれたのにと思ってしまいます。
勤務医の時から知っているわんちゃん、いつも散歩の途中に寄ってくれる強運のわんちゃん、足が悪くても一生懸命歩いていたわんちゃん、腎不全でもがんばっていきてくれていたねこさん、保護され快適な暮らしを最後のご褒美でもらったわんちゃん、突然のお別れになってしまったねこさん、血液腫瘍でも最後までご飯を食べていたわんちゃん…書ききれませんがみんなから素晴らしい生き方を見せて貰いました。生きるということはこういうことだみたいなものを見せて貰いました。私もその子たちに恥じないように頑張りたいと思います。大事にしてくれた動物はどこかできっと見守ってくれていると思います。そしていつかまた戻ってくるのではと私は勝手に思っています。
私事ですが、今年の2月に祖父を亡くしました。祖父と父の力無くして私の力だけでは当院を開院するのは難しかったと思います。老いはありましたが、元気な祖父が亡くなったことは現実に思えませんでした。いまでもどこからか出てきそうですが…生きている間に山科みやこ動物病院を見せられたことは良かったと心から思いますし、これからも見て欲しかったという気持ちもあります。これからも迷った時は心の中で相談すると思います。恥ずかしいことはできないと思います。
山科みやこ動物病院はこれからも皆様の家族の助けとなれるよう癒やしとなれるよう頑張ります。今年1年本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
2018年12月31日
山科みやこ動物病院 伊藤元樹