2023.12.31
2023.12.31
こんばんは
院長の伊藤です。
今年も一年が終わります。
今年はコロナの影響も少なくなり、みなさんストレス少なく過ごせましたでしょうか。
私はまだ小さい子供もいるので、普段からあまりしませんが遠出することもありませんし、
特に何かが変わったこともありませんが、
世間の密を回避しなければならないギスギスした状態が緩和され嬉しく思います。
今年を振り返り良かったと思うことは、当院の看護師全員が動物看護師の国家試験に合格したことです。
忙しい勤務に加えて隙間時間で問題を出し合い、みんなで合格したことはとても誇らしく思います。
私もまた刺激をもらいました。
また、近隣の小学校、中学校から生徒さんが訪問に来ることもあり、話を聞いている時のみんなの目が輝いて話を聞いてくれていることに
コロナの影響で忘れかけていた”日常”を思い出しました。(課外授業も制限されていたようです)
日常生活は、”常”と言いながらも、いつも同じではないですね。
時間はいつも同じようにやってきますが、時間の感じ方は同じではないですし、
同じことをやっているように見えても同じではないですね…
時間を大切にしないといけないと思いました。
この仕事で印象に残る子達はいつも亡くなった子です。
治療がうまくいった子達よりも、亡くなってしまった子達の方が印象が強く、記憶に蓄積されていきます。
どうしても治らない病気は自分ができることは何なのかを考えます。
動物の立場に立った時、どうして欲しいかなと考えます。
全然役に立てなかったなと考えてしまうこともあります。
動物は私たちよりも早く時間を過ごしてしまいますので、どうしても私たちよりも早く亡くなってしまします。
そんな動物と飼い主さんの時間を少しでも穏やかにできることが私達の仕事だと思っていますので、
まだまだ足りないこともありますが、まだまだこれからも精進いたします。
今年は比較的暖かい日々が続きましたが、12月末になり急激に冷え込みましたので、寒い中皆様お風邪などひかれませんようお身体をご自愛ください。
山科みやこ動物病院
伊藤元樹